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◆アスランテペ(マラティア)到着
日も傾きかけた頃、アスランテペという遺跡のある
マラティアという街にやっと到着。
遺跡の入り口でにっこり笑ってピース。
着いたのは遅かったけど、おかげで夕日に輝く遺跡を
見ることができました。
2021年アスランテぺが世界遺産になりましたね。
この当時はアスランテぺが世界遺産に認定されるなんて
1ミリも思いませんでした。本当にビックリ!キックり!(笑)
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アスランはトルコ語で獅子、ライオン。
テペは日本語でてっぺん、または丘という意味。
アスランテペはあわせると「ライオンの丘」という
意味になるんですね。
テペの名のとおり、遺跡は草ぼーぼー、
石がごつごつ、山あり谷ありの緑に囲まれた
丘の上にありました。
まだまだ発掘中の遺跡なので、
箱が転がっています。 |
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で、一体この遺跡は何の目的で見に来たのか
というと、そもそもこのツアーは、紀元前13世紀頃に
トルコ中央部で栄えたヒッタイト帝国という遺跡を
追うツアーなんです。
このアスランテペ(マラティア)は、
新ヒッタイト帝国が栄えた都市なのです。
ヒッタイト帝国は、紀元前1200年頃海の民の
侵入によって滅びてしまうのですが、
生き残った人々が南東部に逃げて作った国が
新ヒッタイトになるんです。 |
新ヒッタイトには他にもカルケミシュ、ジンジルリ、
マラティア、カラテペなどの小都市が
他にもあるのですが、マニアになるので
このへんでやめておきます(笑)。 |
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すごい崖っぷち。
「崖に寄らないでくださ〜い。危ないです!」
添乗員さんが叫んでいました。
うん、確かに危なかった。 |
積み上がった石は城壁らしいです。
新ヒッタイトの町は城壁で囲まれ、
行政や宗教上の大事な建物は、
一番高い場所にあったそうです。
遠くの夕焼けがきれい。 |
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スキを見て箱に近づきパシャリ! |