2日目(9月28日)

4:50 5:15 6:10 7:30 9:15 10:00〜
11:00
11:30〜
13:30
14:00〜
15:00

17:30 19:00〜
22:30
23:00
起床 朝食 ホテル
出発
イスタン
ブール発
カイセリ着 キュルテペ
(カネシュ)見学
昼食 フラクティン
見学
バス
移動
カッパドキア
到着
篠原先生を
囲んで夕食会
お部屋で


4:50起床
昨日寝たのは12時過ぎだったんだけど、
夜中何度も目が覚めてしまいました。時差ぼけか、
興奮して眠れなかったのかどちらかわからないけど、
しゅんしゅんさんも同だったらしく、モーニングコール4:50
にもかかわらず、4時頃から起きていました。
ノタノタ支度をして、朝食のレストランに行きました。
本当はたまごが出るはずだったのですが、
時間が早くて用意できなかったそうです。
私は小さい頃、卵アレルギーだったので(今は直りましたが
苦手なんです)逆に助かりました。

朝食の後、ホテルのロビーのトイレに行ったのですが、
個室から出ようとするとカギの具合が悪いのかあかない!
『トイレに閉じ込められたねね』
このままじゃネタになっちゃう!ヤバイ!
なんとしてでも出なきゃ!焦って必死にドアを
ガタガタ揺さぶったら、なんとかあきました。
ネタにならなくてよかった……(笑)



7:30イスタンブール発〜9:15カイセリ到着
暗いうちにホテルへ出て、空港へ向かいました。
カイセリ行きの飛行機に乗ったら、私は最初のほうに
乗り込んだらしく、乗客はポツポツとしかいませんでした。
指定の席に座ってボーっとしていると、なんと前から
篠原先生&アシスタントさんが!(@_@)一気に目が覚めました。
祈るような想いで「じーっと」先生方を見つめていると、
視線を感じたのかこっちを向いて下さいました。
「おはようございます」と挨拶しましたら、篠原先生も
アシスタントさんも、「おはようございます」とお返事して
下さったんです!ああ〜もうねね幸せ〜(^o^)!
篠原先生とご挨拶できるなんて〜と浸っていたら、
いつの間にか飛行機が空飛んでました。

隣の席の方とお話しましたのですが、「さっきトイレに
並んでいたら篠原先生と一緒になったの!」とツアーの
他のメンバーの方も篠原先生がいらっしゃるというだけで
感動していました。みんな同じ気持ちのようです。


10:00〜11:00 キュルテペ(カネシュ)見学→もっと詳しく!
ザナンザが知事をしていたカネシュの町です。
観光客は私たちだけ……というか、発掘現場を
見学しに行ったという感じです。
石ばっかですが、すごく感動しました。
薔薇持ったねねの図。
今見ても幸せそうだ……。
ちょっとガイドさんとの会話を紹介

ガイドさん「通貨単位にはシュケルというのがありまして」
私たち  「うんうん、知ってる」
ガイドさん「知ってるんですか!(驚)
       じゃあ、マナやミナという単位は……」
私たち  「マナなら知ってるよね。天河に出てきま〜す」
ガイドさん「すごいですね。今までシュケル、マナに
       反応してくれたお客さんは初めてです……」


ガイドさん、メチャクチャ驚いてました(笑)。

「ああ、これも遺跡ね」
なんてボーっと眺めていてはいけない!(笑)
中央の米粒のような方々は、篠原先生ご一行です。
「小さくて見えないよー」という叫び声が
聞こえてきそうですが、見えないくらいに
撮ったんです(すみません)。
ちなみに左端が篠原先生です。
(だから見えないってば!爆)
ガイドさんの説明を聞いていると、カネシュに篠原先生ご一行が↑上のようにいらっしゃいました。
説明が終わり、自由時間になるや否や、私とyukiちゃんは遺跡を見学するふりをして、
なにげなーく先生方のほうに近づいて行きました。
他のツアーの方はまだ気づいていなく、遺跡のほうを必死に見ていたようです。
先生の近くまで行って……、
「すいません、写真を一緒に撮っていただけますか?」
とお願いしましたところ、
「あらー、こんな格好でいいのかしら?」
とおっしゃりながら、快く写真をご一緒させて頂きました。アシスタントさんたちとも一緒に撮りました。
実はこの日、『ねねTシャツ』着ていたので、yukiちゃんが、
「ねねさん、ねねTシャツ着て先生と写真が撮れるなんて……」のようなことを言ったら、
「何?どうしたの?」
と先生が反応されてしまったので、
「な、なんでもないですー!」
思わず上に着ていたカーディガンでTシャツのロゴを隠してしまいました。
少し(ほんのちょっと)先生ともお話ができまして、
「イル=バーニの名前はここカネシュから見つかったのよ」
と教えていただきました。
「そうなんですか!」のようなことを答えました。
もはや舞い上がってなんと答えたのか覚えていません。
「この後どうするんですか?」
と先生から聞かれたので、
「あと20分くらい自由時間なんです」
と答えました。

お礼を言って先生方から離れましたが、時計を見たらあと7分くらいしか自由時間がなかった……(笑)。


11:30〜13:30 昼食
カイセリの町までバスで行って
昼食をとりました。左が昼食のスープです。
小さなワンタンのようなものがトマトのスープで
煮込んであるようなものでした。
スパイスを入れて食べたらおいしかった!
カイセリの町です。後ろのモスクがきれいでした。
どうやらカイセリの町に女ばかりの30数人の観光客は
珍しいらしく、視線をバシバシ浴びていました(笑)。



14:00〜15:00頃 フィラクティン見学→もっと詳しく
昼食を食べてお腹満足で、次なる遺跡フラクティンに
向かいました。バスの中で添乗員さんが、
ちょっと真面目な顔で次のように言いました。

「フラクティンは私も、ガイドさんも行ったことありません。
事前に現地の人に下見に行ってもらったのですが、どうやら
草むらのようです。皆さん、運動靴の用意はいいですか?」
ちなみにバスの運転手さんだけは行ったことがあるようです。
どっかの日本人の社長さんを連れて行ったことがあり、
どうも天河ファンだったらしいとか……?
フラクティンに着くと、ガイドさんが、
「さあ、皆さん! これからインディージョーンズの冒険が
はじまります! 頑張りましょう!」
あはは、まさかぁ〜と思っていたら、本当にちょっとした
冒険だった(笑)。

まずは……

水溜りを超え
←倒れた木をまたぎ

羊を愛で

写真はないけど80cmくらいの小川をジャンプして……
やっと辿り着いた
ハットゥシリ3世(ムルシリ2世の三男)と
妃ヘパトのレリーフ。
羊が放牧されているくらいひっそりと静かな場所に
あって、3千年以上もの間、静かに眠っているという
印象を受けました。
もちろん、私たちは写真をバシバシ撮りました。
普段は静かなレリーフも、急に30数人分の
カメラのフラッシュを浴びて、さぞかし眩しかったのでは
ないかと思います(笑)。


レリーフ拡大図。ドアップは場所別ページにあります。
遺跡にペタペタ♪



バスの中〜
フラクティンの見学が終わってから、バスでカッパドキアのホテルまで移動しました。
このバスの中のお話は、ここの移動中の話ではないかもしれませんが、ちょっとご紹介♪
「ガイドさん何か歌ってぇ〜」と言ったら、
「じゃあ、Kさん(お水を配ったりバスの中でお手伝いをしてくれた人、25歳)が歌います」と言って、
トルコの民族音楽みたいなものを、歌ってくれたんです。
歌い終わったら、Kさんは「恥ずかしかった」のようなことを言っていました。
日本に帰って来てから分かったのですが、Kさんが歌ったのは『ウシクダラ』という
有名な曲のようです。調べると、結構日本でも、いろんな人が歌っているみたい(坂本九とか)。
ウシクダルという地名があって、ウシクダラへ行くという意味みたいです。
なんだか五段活用みたいだわ……(笑)。
ちなみに、ウシクダラは、「HOTEL ISTANBUL」blue asia( キング KICP797)
という薔薇のジャケットのCDに収録されています。
実は、帰国後。
「ねねちゃ〜ん、イスタンブールで薔薇のCDなのよ〜。聞きたいでしょ〜♪」
と友達がCDを持ってきてくれて、偶然、ウシクダラを見つけたんです。
本当にジャケットが薔薇なのよ薔薇!オドロキ!(笑)

もう一つ、ガイドさんがトルコ語の数字の数え方を教えてくれました。
天河で頭がいっぱいな私達にも覚えやすいようにか、語呂合わせを教えてくれました。

覚え方は……

ビールを一気に飲んで宇宙に行ってドイツ人がメシ食ってアル中になって家出

数字 トルコ語 語呂合わせ
1 ビル ビール
2 イキ イッキに飲んで
3 ウチ ウチュウに行って
4 ドルト ドイツ人が
5 ベシ メシ食って
6 アルトゥ アルチュウになって
7 イエディ いえで


ということらしいです。なかなか面白いですよねー。




17:30〜18:45ホテル到着〜夕食会に向けて!
カッパドキアのホテルに着いたのは、多分17時半頃だったと思います。
添乗員さんが部屋の確認をしている間、私達はホテルのロビーのソファでぐてーっとして
待っていました。
すると、ホテルのおにいさんがジュースやワインのサービスをしてくれました。
私はもちろんワインを……。一杯軽く飲み干すと、前日からあまり寝ていないためか
ちょっとクラクラきました(@_@)。
暇だったので、コップを回収しにきたおにーさんに、飛行機の中で折った折り紙のカニをあげました。
おにーさんはカウンターに戻って、仲間たちとこちらをチラチラ見ながら喜んでいる様子。
まだ色々持っていたので、カエルやツル、クジャクなどもあげました。
そうしたら、おにーさんの中の一人がニコニコしながら紙ナプキンを私達の前に見せたんです。
手でクシャクシャ何か形を作っています。形を整えて出来たものはなんと!
紙ナプキンで作った薔薇だったんです!
美しいねね(←一言も言ってない)にプレゼントということでした!
きゃああああ、うれしー! どうして私が薔薇が好きだってわかったのかしらぁ?
薔薇をもらって浮かれていると、添乗員さんから部屋の割り当てがありました。
とにかく今夜は、このツアーの大目玉でもある篠原先生を囲んで夕食会!
夕食会は7時から始まるとのことでしたが、6時45分にみんなでロビーで待ち合わせして
7時きっかりに拍手で先生方を迎えようという計画でした。
6時45分、時間厳守で集合です!

部屋に帰ってから、さあ大忙しです。
前々から計画していた薔薇浴衣を着なければなりません。
この日のために、ねね母から着付けを習って一ヶ月前から練習していました。
カネシュで砂まみれになったので、さっとシャワーを浴びて、ちょっと体のほてりを冷ましてから、
いざ着付け!裾の長さをあわせて、ピンと着物を張って皺を伸ばして……
着崩れしないように腰紐を強く結んでびました。
すると、しゅんしゅんさんが……
「貴重品、どうやって持っていこうかなぁ〜」
のようなことを呟いたんです。
そうだ、貴重品。パスポートに現金。洋服の時はウエストポーチをつけて肌身離さず
持っていたけど、浴衣にウエストポーチというわけにはいかないし、手提げ袋の中も不安だし、
かといって部屋に置いていけないし、う〜ん。
……と考えた末、ねねの思いついたところは……
帯の中!
「ええい! 着物のおはしょり(帯の下の布が重なってる部分)にしまっちゃえ!」
帯に埋め込むとあらイイカンジ。ちょうどパスポートが皺も伸ばしてくれてピッタリとしました。
あとは少し化粧直しして、髪をとかして、上野で衝動買いした薔薇ピンを右と左に
1個づつ年も考えずにつけて(笑)。さあ、薔薇河ねね子のできあがり!
ひととおり支度の終わったのは18時20分くらいでした。
そこへ、一緒に浴衣を着てくれると約束してくれたななちゃんがやってきました。
トルコに行く前、「私の浴衣薔薇柄じゃなくて、なでしこなんだけどいいかしら?」
と言っていましたが、薔薇でもチューリップでも、一緒にアホやってくれる仲間が
いれば文句言いません。心強いものです。
ななちゃんの着付けもして、ふと時計を見ると、18時40分! 
「きゃー、早く行かなきゃ!」
しゅんしゅんさんと3人して部屋を出ようとしたとき、
「あっ、色紙忘れた!」
先生に渡すための色紙をトランクの中にしまいっぱなしだったんです。
急いでトランクのカギ開けて、色紙取り出して、待ち合わせのロビーにGO!
途中、ホテルの泊まり客らしき白人さんとすれちがったのですが
「オゥー」
と、ねねとななちゃんの浴衣を見て驚いていました。
次の日知ったのですが、その白人さんはドイツ人だったらしく、
『ドイツ人もビックリのねね&ななこ浴衣』だったんですね!(笑)
ロビーに行くと、ほぼみんな集合して待っていました。もちろん浴衣なんかを着ているのは
私達だけです。初日から私達はおかしかったので、今更浴衣を着ているぐらいでは
皆様、既に驚いていないようでした(爆)。
「8人がけのテーブルが5つあります。7人まで皆さんが腰掛けて、残りの一つに先生に
座って頂きます。各テーブル10分づつ先生がまわられる予定です」
添乗員さんの説明でした。
「さあ、どうぞ〜お入りください!」
夕食会の会場のドアが開きました!
さあ、いよいよこのツアー最大のイベント、篠原先生を囲んで夕食会。
↓の扉をクリックして、皆さんもGO!
篠原先生を囲んで夕食会へ



↓は篠原先生を囲んで夕食会編を読んでから読んだほうが面白いです。


23時 夕食会が終わって……
先生をお見送りして、ロビーで感動の余韻に浸っていると、もう23時。
「ああ、もうすごく大感動!これじゃハンカチ噛み噛みどころじゃなくって、
毛布いや……鉄をも噛み砕くかもよ……」
あまりの嬉しい出来事に、日本で行きたくても行けなかった『ハンカチ噛み噛み組』のことを
本気で心配しました。
部屋に帰って、まずは窮屈な浴衣を脱ぎました。帯を取るときに
「あーれー」
と、一人お代官さまと芸者ごっこをしてクルクル回ってみましたが、
同室のしゅんしゅんさんは気づいてくれませんでした。ねねちょっと寂しかった(-_-;)。
すると、帯からポトっと落ちたものがありました。床を見ると、パスポートと現金の入った封筒が。
浴衣を着る前、貴重品のやりばに困って、帯に埋め込んだパスポートです。
拾ってみるとホカホカと温もりが……(笑)。
ああ、楽しかったんだな……と温かいパスポートを手にしながら思いました。
私はまだ浴衣を畳まなければいけなかったので、しゅんしゅんさんに、先にシャワーを使って
もらうことにしました。出てきて、
「ねねさんがシャワー浴びてる間に疲れたから寝ちゃうかもしれないわー」
「別にいいよ〜」
という会話を交わして、シャワーを使いました。
シャワーから出ると、本当にしゅんしゅんさんはスヤスヤと眠っていました。
明日の支度をして、疲れて眠かったけど、この夕食会の感動が覚めないうちにネタ帳に
書きとめなくては! ネタ帳を取り出して、思い出せる範囲内でつらつらと書きました。
ますは忘れないように会場の模式図。先生はあそこに座って、テーブルがこんな感じであって……。
と、一番上の模式図をネタ帳に簡単に書きました。
30分ほどつらつら書いていたのですが、もう限界になって寝ることにしました。
ここで、ねねネタ帳一部抜粋


只今の時刻は0時45分。飛行機の中でも1時間くらいしか寝なかったし、
昨日は3時間半寝たけど、一時間おきにおきていたから、かなりねむつかれた。ねます


朝になって、
『ねむつかれた』って何?って思いました。きっと、ねむくて疲れたと書きたかったんだと思います。
本当に疲れてたのね……(笑)。


3日目へ





[BACK]