赤髪の白雪姫2次小説
一緒にお風呂!



結婚後、新婚の設定です。お風呂でR18、リクエスト作品です♪

1.熱い湯  2.ぬるい湯

1.熱い湯

「ゼン、先にお湯使っていいよ」
 夕食後、白雪はゼンにお風呂に入るように薦めた。
いつもだったら「うん」という返事がすぐに帰ってくるのだが、今日は返事がない。不思議に思い白雪は振り返る。
 ゼンは満面の笑みで白雪を見つめていた。上機嫌である。
何か嬉しいことか楽しいことでもあるのだろうか?
「どうしたの?」
 ゼンは更に笑顔になる。目が一文字になり口の両端が引き上がる。
「白雪、一緒に入ろう!」
「は?」
 予想外の提案に白雪は目を見開く。いつもお風呂は別々にゆっくり入っていたので、それが普通になっていた。
まさか一緒に入るなど想像もしていなかったのである。白雪は硬直し無言でゼンを見つめる。
「そ、そんなに驚かなくても……い、嫌なのか?」
「嫌じゃないけど……」
 白雪は考える。よく考えれば結婚しているし、新婚だし……一緒に入ってもおかしくはないかもしれない。
嫌ではないが、なんとなく心の準備ができていなかった。
「俺はずっと一緒に入りたかったんだが、お互い仕事で遅くなる日もあるし、今日ならと思って……」
 今日はお互い仕事が早めに終わり、夕食も一緒にゆっくりと食べることができた。
ゼンの言うとおり、ゆとりのある一日であった。
「いいけど……。な、なんとなく心の準備が……。ゼン、先に入ってもらってもいい?」
 白雪は顔を赤らめ、肯定の返事をする。ゼンはガッツポーズをする。
「やった! じゃあ、先に入ってるから、すぐに入って来いよ、白雪」
「うん……支度ができたらね」
 ゼンは浮かれながら、二人の部屋に隣接しているお風呂へ向かった。

***

「白雪ー、早く入ってこーい。のぼせる……」
 お風呂からゼンの声が響く。
 白雪は戸惑った。
 裸のまま入っていくのはどうしても恥ずかしかった。
身体を隠すための布を探していたため、少々時間がかかってしまった。ゼンは待ちくたびれてしまったらしい。
「遅くなってごめんね……」
 探した白い布で、胸のあたりから上半身を隠し、そっと扉を開ける。
「何で隠してるんだ」
 ゼンは浴槽のふちに両腕を組み、その上に顔を乗せている。不満そうに呟いた。
「え? だって恥ずかしいし……」
 白雪は身体を隠している布の上から、更に両腕で胸元を隠す。
「まあ、いい……こっちへ……」
 ゼンが浴槽の端に寄り、白雪に入るように促す。
「は、はい……」
 白雪は顔を赤らめながらゼンと向かい合わせで浴槽に入る。
 ザバーッ。
 白雪が入ったことで湯が浴槽から溢れ出る。
「うわっ、お湯、溢れちゃったね」
 溢れるお湯を気にしながら白雪はゆっくりと湯の中に沈んでゆく。
 ゼンは白雪が身体を隠している布に目が釘付けになる。
湯につかるにしたがって、白い布が濡れてゆき、身体のぴったりと貼り付いていったのだ。
胸の膨らみと腰のくびれが強調される。白い布なので肌が透け、胸の頂きの色も微かにわかる。
ゼンは何も言わずに見つめていた。
「あったかいね」
 白雪の言葉にやっと顔を上げる。
「俺はあったかいを通り越して熱いぞ。白雪がなかなか入ってこないから」
 お湯は熱めであった。ゼンの言うとおり、しばらく入っているとのぼせてしまいそうであった。
「ご、ごめんね」
 白雪はむくれるゼンの手に触れる。
「いや、大丈夫だ」
 白雪の手をとり、お湯の中でお互いの指を絡める。白雪はもう一方の手で布をしっかりと持ち、身体を覆っている。
そんな彼女の手のひらに触れ、手首から肘までを何度か往復する。
「もう少し、こちらへ……」
「きゃっ!」
 肘を掴んだまま白雪をこちらへ引き寄せる。お湯のうねりと共に白雪はゼンの中に収まった。
「捕まえた」
 脚の間に白雪を置き、背中から抱きつく。白雪の肩に顔を乗せて、赤い髪の中に顔を埋める。
「もう隠さなくていい……」
 身体を隠している布を取る。布はふわりと湯船に浮かび、波に乗るように白雪の身体から遠ざかっていった。
「あっ……」
 白雪が手で隠そうとするより早く、ゼンの手は胸元に辿り着く。背後から胸を揉みしごき、その感触を楽しむ。
「ちょ、ちょっと、ゼンっ……」
 胸を揉まれた白雪は逃げようと身体を浮かせたが、ゼンの両脚でしっかりと抑えつけられていたので、
逃げることは不可能であった。頬にゼンの手が触れる。すぐ目の前に顔が迫り、唇を重ねられた。
頬を抑えられたまま濃厚にキスをされ、もう片方の手で胸を揉みしごかれる。
「ゼンっ! ちょっと待って、苦しい……」
 白雪は苦しそうに息を漏らす。赤い髪と同じくらい真っ赤な顔をしていた。
背後から白雪を抱えたまま、今度は頬に一度軽くキスをした。
胸から腰に手を降ろし、太腿を撫で白雪の大事な中心部に行き着く。
「ゼンっ……あっ!」
 白雪は脚を閉じてゼンの手を阻もうとする。
「白雪のココはお湯の中でどうなってる?」
 ゼンは閉じられた脚をこじ開ける。無理やり指を秘所へ持ってゆき、割れ目をなぞり、更に奥へ指を這わす。
お湯とは違うヌルリとした感触がまとわりついた。
「白雪のココ。ヌルヌルするぞ」
 指でなぞりながら白雪の耳元で囁く。
「あんっ……や、やめて……」
 ヌルリとした粘液の出どころを探し当て、中指の第一関節まで入れる。白雪の身体がビクッと震える。
「ゼンっ! そこは本当にダメっ! ああっ……」
 ゼンに大事な部分を触れられると、どうしても身体が反応してしまう。
大事な部分を刺激され身体の中心から熱くなる。ゼンの指が身体の中で動く度に、快感の波が押し寄せる。
お湯が熱くて、ゼンに触れられた部分が熱くて、どうにかなりそうだった。
「ゼン……本当にもうダメ……熱い……」
 白雪は力が抜けお湯の中に沈みそうになる。
「おっと、大丈夫か? 白雪」
 ゼンに腕を支えられる。顔が火照って、鏡を見なくても頭も顔も同じ色であることがわかった。
「ダメ、本当に熱い……」
 白雪は浴槽にうな垂れかかる。湯の温度も熱かったため、のぼせてしまったのである。
「確かに、俺も熱い。のぼせた……」
 ゼンは立ち上がり、浴槽の淵に腰かける。白雪より前から湯につかっていたゼンも、すっかりのぼせていたのである。
白雪の腕を引っ張り隣に腰かけさせる。
「少し湯が熱すぎたな。次からはもう少し、ぬるめの湯で一緒に入ろう!」
 ゼンはニッコリと白雪に笑いかける。
「ぬるめの湯?!」
 白雪は驚き真っ赤な顔で目を丸くする。
「なんだ? 嫌なのか?」
「え? もう充分かな……と思って……」
「充分じゃない! もっと、しっかりゆっくりと! 白雪と湯に浸かりたいんだ!」
「……」
 ゼンは力説する。そんなに意気込まなくても……と心の中で呟く白雪であったが口には出さなかった。
「とにかく今日は湯からあがる。この続きは少し涼んでから寝台でしよう」
「続き!?」
 白雪は再び目を丸くする。
「なんだ? 嫌なのか?」
「えっと……もう充分では……」
「充分じゃないぞ! さあ、風呂から出よう」
 なんだか先ほどから同じような会話を繰り返しているなと思う白雪であったが、
上機嫌な王子様には何も言えなかった。
 白雪は忘れられたように浴槽で浮いている布を取り、前を隠しながらゼンの後についていった。


2. ぬるい湯

「じゃあ、白雪。背中を流してくれ」
「はい……」
 数日後、ゼンと白雪は浴室にいた。
 白雪は体を洗う布を手にしてゼンの背中を洗う。やっぱり男の人の背中だ。
広くて筋肉質だなと思った。この背中の……胸の中に何度も抱かれていると思うと、少しドキッとした。 
白雪がドキドキしながら洗っていることも知らずに、ゼンは鼻歌を歌っていた。
浴室内に作曲者不明のご機嫌な歌が響いている。何の歌か全くわからないので、
多分、ゼンによる即興の鼻歌だろう。王子様は至って上機嫌である。
 前回、熱い湯で入ってしまった為、二人とものぼせてしまった。
今回はぬるめの湯でリベンジである。お湯をぬるくしたせいか、前回より浴室内の温度も低かった。裸だと肌寒く感じる。
「白雪、背中はもういい。前を洗ってくれ」
「うん」
 正面から身体を見られるのは少々恥ずかしい。目が合ったら真っ赤になってしまいそうだな……と思いながら、
視線を落としつつゼンの前にまわった。
 目が合うことはなかった……。胸に視線が刺さる。無言のままゼンはじっと白雪の胸元を見つめていたのである。
視線が合うことはないが、それはそれで複雑な気持ちであった。
 ゼンの腕を洗ったあと、筋肉質な胸を洗い、お腹のあたりに辿り着く。
もう少し下はどうしようか……躊躇っていると、ゼンが白雪の手を取った。
「そこは……手で直接洗って欲しい……」
「うん……」
 白雪は体を洗う布を床に置く。石鹸のついた手でゼンの股の間にある大きくなっているモノに直接手で触れる。
そこはもう充分に太く固くなっていた。
「そのまま……少ししごいてもらってもいいか?」
 ゼンは顔を赤らめ、少々恥ずかしそうだった。白雪は静かに頷く。
 手のひらでゼンのモノをそっと包む。石鹸の付いた手で往復を繰り返す。
柔らかい先端部分から固くなった芯の部分まで何度も往復を繰り返す。ゼンは気持ちいいのだろうか? 
目を閉じて小さく開いた口からは吐息が漏れだした。
「これでいい?」
 白雪がたずねると、うっすら目を開ける。
「大丈夫だ……」
 言い終わったときには、唇を塞がれていた。熱くキスをされ、ゼンの舌が入り込んでくる。
口腔内を舐めまわされ、ゼンが攻めてくる感覚に思わず手が止まってしまった。
「そのまま、もう少し続けて……」
 目の前で囁かれる。直前にあるゼンの色っぽい表情にドキリとする。白雪は止めていた手を再び動かした。
 ゼンは軽く白雪の唇に触れた後、首筋に顔を埋める。背中に手を回し、軽く抱きしめながらもう片方の手は胸をまさぐる。
「あっ、ちょっと、ゼンやめて……」
 胸の頂きを弄ばれ、白雪は感じてしまい手が止まってしまいそうになる。
 白雪はゼンの大事なモノを手に包みながら思う。こんなに硬くて大きなモノが、
今まで何回も自分の中に入っていたなんて信じられなかった。ゼンは再び目を瞑っている。
なんだか気持ちよさそうだ。手の動きをそのまま続けると、ゼンの唇が再び近づいてきた。
唇を何度も吸われる。求められているのだと感じた。手の中でゼンのモノが更に固く大きくなっていくのがわかった。
「うっ、白雪っ……出るッ!」
 ゼンがギュッと目を瞑る。それと同時に手の中の肉棒がビクンと震えた。白雪は驚き思わず手を放す。
白雪の手の甲に白濁した液体が飛んだ。手も指も精液まみれになり、同時にツンとした独特の匂いも漂った。
「すごい……出ちゃったね……」
 ゼンに顔を近づけて小声で囁く。ゼンは肩を一回上下させて軽く深呼吸をする。
「大丈夫だ。しばらくすれば復活する」
「復活?!」
 白雪は驚き声を大きくする。
「よし、次は白雪の身体を洗ってやる。こっちに座って……」
 ゼンは自分が座っていた場所を白雪に譲る。体を洗う布を持ち、満面の笑みであった。
「せ、背中だけでいいよ……。他は自分で洗うから……」
 白雪は後ずさる。体を洗ってもらうのはやはり恥ずかしい。背中だけで充分だと思った。
「遠慮するな、さあこっちに!」
「い、いいよ。本当に大丈夫。きゃっ!」
 ゼンの手から逃れようとしていたら、足を滑らせてしまった。前のめりになり床に膝をつく。
「おっと、大丈夫か?」
 前に転びそうになるところをゼンに支えられる。ゆっくりと体を起こしてくれる。
「うーん、まあ。白雪が背中だけでいいというなら、今日はそれでいい……」
 残念そうな顔であったが、諦めてくれたようだ。『今日は』という言葉がちょっと気になった。
「じゃあ、こっちに座って」
「はい」
 ゼンが座っていた浴室用の椅子に腰かける。背後でゼンが動く気配がしたあと、肩に手を置かれる。
男の人が背中を洗ってくるってどんな感じだろう? やっぱり力が強いのかな? と思っていると、
円を描くように肩から背中にかけてゆっくり洗い始める。柔らかく、力なんて殆ど入っていないのではないくらい優しかった。
「どうだ? 白雪。気持ちいいか?」
「うん、ありがとう。もういいよ、ゼン」
 充分に背中を洗ってもらったので、もういいと思った。だが、ゼンは何も言わない。おかしいと思い、振り返る。
「ゼン? どうしたの?」
 振り返ると同時に背中にあったゼンの手が前にまわった。胸に触れられる。
「隙あり!」
「ひゃっ! ゼン?」
 ゼンは嬉しそうに身体を触ってくる。素直に背中だけを流していておかしいと思った。
「ちょっ……と、ゼン。やめて……ハックション!」
 白雪はゼンの手から逃れているうちに、くしゃみが出てしまった。
ゼンのいたずらが止まる。
「寒いのか?」
「うん……ちょっと」
 今日はぬるめの湯だったため、浴室の温度も低かった。体が冷え、鳥肌も立っていた。
「じゃあ、一度湯につかろう。一緒に入るぞ!」
 手を引かれ、浴槽に入る。横並びで浸かるとゼンはすぐに肩に手を回してきた。
軽く寄りかかると、肩を抱いている手にギュッと力が入った。思わず彼の顔を見ると、ゼンもこちらを見つめていた。
目が合って恥ずかしいなと思ったが、同時にキスして欲しいとも思った。白雪は軽く目を瞑ってみた。
すると、すぐにゼンの唇の感触を感じた。そのまま唇を合わせ、お互いを堪能する。
唇を離して目を開けると、ゼンの顔が目の前にあった。やっぱり恥ずかしくなり、彼の胸に顔を埋めると、優しく抱きしめてくれた。
お湯の温度はぬるめだけど、ゼンの体は温かかった。
抱きしめられることによって胸がドキドキして体の芯からもホカホカする。その心地よさに目を閉じる。
「ずっとこうしていたいな……」
「このまま浸かっていたらふやけるぞ」
「そうだね……」
 ゼンはゆっくりと優しく髪を梳く。やさしく背中を撫でてくれる。
「白雪……」
「なに?」
「お前に触れても……身体に触ってもいいか?」
 わざわざ断らなくてもいいのに、律儀な王子様だなと思った。実は白雪も少し触れて欲しいと思っていた。
それを告げる勇気はなく、そう思っていたのも知られたくなかったのでゼンの腕の中で、無言で頷く。
 ゼンは肩から二の腕を撫で、胸に手を持ってゆく。円を描くように揉まれ、先端の頂を弄ばれる。
お湯の中で手は下に降りてゆき大事な部分に触れられる。
「んっ!」
 敏感な部分に触れられて逃げようとしたが、しっかりと腕を捕まれる。
鎖骨にキスされ、大事な部分の奥に指が入り込み、とろけるような感覚に襲われる。
「そろそろ復活した……このままいい?」
 白雪は手を捕まれ、お湯の中のゼンの大事な部分に触れさせられる。ゼンのモノは復活し、充分に大きく固くなっていた。
「どうするの?」
 湯に浸かったまま、これからどうするのか白雪にはわからなかった。ゼンはキョロキョロと浴室内を見回す。
 ゼンは立ち上がり窓の方に近づく。窓は出窓になっていて、かわいらしいオレンジの花が生けてある花瓶が飾ってあった。
ゼンはその花瓶をよけて白雪のほうを見つめる。彼女の腕を引っ張り、出窓の部分に座らせる。
「何? どうするの?」
 出窓に座らされた白雪は不安そうにたずねる。足首だけ湯につかっている状態になった。
ゼンは湯につかったままで白雪の脚を見つめてニコニコしている。
「ゼン?」
 名前を呼ぶと、ゼンは目を瞑り膝にキスをしてきた。
くすぐったくて足をばたつかせると手のひらでゆっくりと膝を撫でられた。ゼンは目をあけてチラリと白雪を見る。
次に、当然のように両膝を割って脚を開かされた。内腿をゆっくり撫でられ、ゼンの頭が間に入ってきた。
「ひゃあっ……ゼ、ゼンっ!」
 叫んだ時には、ゼンの顔がぴったりと秘部に貼りついていた。
唇と舌で大事な部分を舐めまわされる。敏感な突起を探し当てられ、集中的に攻められる。
「ちょ、ちょっと、ゼンっ……、そこはダメっ……」
 白雪は足をバタつかせる。お湯がチャプチャプと音を立てて小さく波打つ。
白雪の小さな抵抗などお構いなしに大事な部分を舐め続ける。
「そろそろ挿れようかな……」
 ゼンが湯から立ち上がり、白雪に一歩近づく。両脚を抱え、大事な部分に肉棒を突き立てられる。
両脚を抱えられたことにより、後ろにのめりそうになったので、両手をお尻の横につく。
充分に潤った秘部は一瞬、グチュリという音をたて、ゼンの肉棒を飲み込んでいた。
「あああっ!」
 ゼンの固い肉棒が入ってきた衝撃に白雪は声をあげる。両脚をしっかり抱えられ、何度も下から強く突きあげられる。
その激しさに白雪に身体は後ろに倒れそうになる。倒れる寸前の所でゼンに腕を支えられる。身体を引き寄せられ背中に手が回る。
「背中が冷たい……。寒いか?」
 お湯で濡れて外気温で冷えてしまったせいか体が冷たくなっていたようだ。
寒いかと聞かれたが、身体は興奮していたので寒さは感じなかった。むしろ顔が火照って熱いくらいだった。
「だいじょうぶ……」
 息を切らしながら白雪は答える。
「大丈夫じゃなさそうだぞ。……少し温まろうか?」
 ゼンはそう言うと、白雪を持ち上げるようにして抱きかかえた。
背中に手を回すようにいわれたので、ゼンの背中に手を回す。次の瞬間、ゼンは白雪を抱えて湯に飛び込んだ。
「きゃあ!」
 二人が飛び込んだ衝撃で、浴槽の中の湯が大きく揺れる。
「これで温まるだろう?」
 そう言われたが、つながった状態のままで温かいかどうかなんてよくわからなかった。
ゼンは湯の中でも白雪を突き上げようとする。
「ああんっ! お湯が入ってくる……、んんっ!」
 白雪はゼンにしがみつく。お湯の中で繋がっているのは変な感じで、どうしたらいいかわからなかった。
ゼンは何度も下から突き上げてくる。それに合わせて白雪も恐る恐る腰を振った。
湯に浸かったまましばらくお互いを確かめ合う。
「最後は後ろからしたいな……」
 ゼンは白雪の体を浮かせて離す。一緒に立ち上がり、白雪を後ろ向きにして先ほどの座っていた出窓の部分に手をつかせる。
白雪は何をされるかはわかっていたので、目を瞑ったままゼンに身体をまかせた。
背後から腰を持たれ、大事な部分にゼンの固くなった先端が押しあたった感覚がした。出窓部分についている手に力が入る。
「あああんっ!」
 ゼンの固いモノが再び入ってきた。お湯の中よりもずっと抵抗があって今までで一番ゼンを感じる。
ゼンの手が腰を押さえつけ、強く何度も突かれる。動く度にお湯がチャプチャプ音を立てて、その音のリズムがなんともいやらしく感じた。
「白雪……またイクっ……」
「ああっ!」
 膣の中で固くなったモノが脈打つ感覚がした。ゼンの動きが緩やかになる。
白雪は力が抜け、出窓に手をついたまま、座り込んだ。
すっかりぬるくなった湯に再び二人でつかった。
「本当に今日はふやけちゃいそう……」
 軽く体をゼンの方へ傾けると、優しく肩を抱いてくれた。
「ふやけても、しわしわになっても白雪は白雪だから大丈夫だ」
 しわしわと言われ、白雪は指を見る。
「本当だ。指がしわしわになってる。……長くお風呂入りすぎたね」
「白雪と一緒なら長風呂もいいな!」
 一緒にお風呂に入る夢が叶った王子様はかなり上機嫌で嬉しそうであった。


♪おわり

お風呂でR18いかがでしたでしょうか? 
しっかりR18で書いてますけど、お風呂でR18はオススメしませんねぇ〜。
数年間、菌の検査を専門でやっていたんですけれど、水辺(お風呂や洗面所など)の菌って
人間にとってあんまりいい菌じゃないかなぁ〜と思います。代表的なのは緑膿菌ですけれど、
他にもアシネトバクター菌とか、薬が効かない菌(効かない菌に変異しやすい菌)が多い……。
まあ、健常人なら免疫力で充分に倒せる菌なので、病気になったりする可能性はほぼ0%に近いと思います。
変に除菌?とかもする必要ないです。

菌について触れたので、今まで読んだ菌について書いてある本で一番面白かった本を紹介します。
「ねころんで読める抗菌薬」っていう本です。はじめて抗菌薬(抗生剤など)について学ぶ
研修医向けに書かれた本なんですけれど、日常の出来事に例えられて解説してあるので医療系じゃない方でも読めると思います。
菌についてもやさしく説明してあってわかりやすく、病院で処方される抗生剤がどんなものかの参考になると思います。
身の回りにいる菌やその菌に効く薬について興味のある方は是非読んでみてください。
緑膿菌、アシネトバクター菌についても出てきますよ♪

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