キャサリンねねとダニエルまむの



ホーチミン〜ダナンへ
 ホーチミン7時40分発の飛行機でダナンへ行きました。
飛行機に乗るまでの待ち時間に、現地ガイドさんに質問攻め。
「何歳?」「結婚してますか?」「日本語どこで勉強したの?」「日本にきたことある?」
その他色々と…。結果は
35歳独身(♂)だそうで!(笑)
「おお、何か訳アリか!?ツツケば面白いかも!」
内心ちょっとワクワクしてきちゃいました。
日本語スルーガイドではなく、スルスルガイドだけど、
話してみると結構いい人で、これならなんとかやっていけそうと思いました。


チャム彫刻美術館

入り口
 チャンパ王国(紀元後2〜17世紀
ベトナム中南部に栄えた王国)の
彫刻美術館です。
 写真奥の黄色い建物が美術館で、
窓のない吹き抜け構造の建物の中に
そのまま彫刻が置いてあります。
セキュリティもまったくなさそうだし、
泥棒さんいらっしゃ〜い状態です…(笑)。


ゾウさん
←こんな感じに無造作に
おかれています。彫刻は
細かくてとってもキレイ。
ヒンズー教のシヴァ神、
ガネーシャの石像。男性を
象徴するリンガーなど(笑)
色々ありました。

→ステキなポーズをとった
ライオンさん。
他にも踊る女神とか妙な
曲線美の彫刻がありました。

ライオンさん
こちらのお馬さんの彫刻も
キレイでしょ。
ベトナムの歴史については
あんまり詳しく勉強して
いかなかったんだけど、
暇ができたら本でも読んで
みようかな〜。


ダナン市街をウロウロと……
 彫刻美術館を後に、お昼までには時間があったので、ガイドさんが市場やダナン市街を
案内してくれました。どうも……この現地ガイド、ガイド経験が浅いようで……、
時間配分とかうまくできないらしい。市場もひととおりまわってしまい、
それでも時間をもてあましてしまって、何故か私とまむにマンゴスチンをおごってくれた(笑)。
その後、「ベトナムの本屋さんに行きたい!」といい無理やり本屋さんに案内させ、
ベトナム語の天河がないか店内を探し回りました。大きめの本屋さんだったけど、
コミックスコーナーのようなものは見あたらず、やっと見つけた日本の漫画は「はだしのゲン」。
印刷はコピーぽかった。値段は5000ドンと日本円にすると30〜40円くらい。
思わず購入。それにしても、何故はだしのゲンだなんて暗い漫画を……。


昼食〜水上レストランで


レストラン前にて
朝食は水上レストラン
で食べました。
ベトナム料理です。


リゾート?ホテル

 食事のあと、今日泊まるホテルに行きました。
ホイアン・ビーチ・リゾートというかなりの
リゾートホテルです。ホテルの庭もヤシの木が
おいしげってリゾート満喫♪
プールもあって水着に着替えて泳ぎに
行っちゃいました。水着の写真は……
皆さん、鼻血吹いちゃうので更新できません(笑)。
ああ、ベトナムに来てよかった! 心から
そう思いました!
 お部屋のbヘ108号室でした。 
お部屋を庭から撮るとこんな感じ。
ここのホテルには2、3泊してもいいかなぁ〜。
ベトナムの中部なので、さほど暑くもないし
過ごしやすかったです。
 見て見て!夢のお姫さまベッドよ!
(蚊帳ではないのか?笑)
蚊帳でもなんでも、お姫さまベッドで眠れるなんて
夢のようです〜。
思わず中にはいって写真撮っちゃいました。
お姫さまベッドを中から見た図。
こんな感じです。
 キレイな砂浜のビーチもありました。
海も透き通っていてキレイで、砂浜の砂も
サラサラしていてとてもきれいでした。
あのサラサラ感はサハラ砂漠の砂に
匹敵するかも?!ゴミ一つ落ちて
いなかったのが、またよかったですね。

ホイアン

 古い町並みが残るホイアンの
旧市街です。16〜17世紀には
日本人町もつくられていました。
このホイアンの古い町並みは
1999年世界遺産にも登録されています。
 以外にもバイクや自転車が多くて
埃っぽかったけど、小さいお店が
たくさん並び穏やかで、なんだか
郷愁すら感じてしまう町でした。
思ったよりずっとよかったです! 
ホーチミンに比べると、
治安も安心かな?
物価も安かったし。サンダルやバックが
激安でした。
 写真の中国風の建物は、華僑の人々や
同郷人の集会場である福建会館
(Phuc Kien Assembly Hall)です。
屋根には龍が飾ってあってかなり派手派手です。
 『寿』とお花で描かれた文字が飾られていて、
現地ガイドさんに、
ねね「この漢字は『ことぶき』と読んでお祝いって
   いう意味なんですよ」
ガイド「そうなんですか〜」
まむ「寿の後ろに退職をつけると、寿退職。
   つまり結婚退職ってことになって、女性は
   みんなこれで仕事をやめたいんです」
ねね「……そうか?まむ?」
ガイド「……」
まむ「子をつけると寿子(ひさこ)って女の子の
   名前になるのよ〜」
ねね「それ以上はややこしいよっ!」
ガイド「……」

無口なガイドである……(笑)。

福建会館の中の祭壇です。
写真ではよくわからないかもしれないけど、
電飾キラキラ、ピポッパっと点滅していて
かなりド派手! 日本ではありえない
くらいの派手さです。
 祭壇の横にはなんと真っ赤な薔薇の花束。
こちらも日本にはありませんよね。仏壇の横に
薔薇なんて……(笑)。
まあ、とりあえず、薔薇子は薔薇と一緒に
パチリです♪
 1593年、当時ホイアンに住んでいた
日本人が建てた屋根つきの橋、
日本橋(来遠橋)です。
 橋の両側には犬と猿の像があり、
橋を守ってくれています。
でも犬と猿って犬猿の仲では……(笑)。
 橋の内部には小さな御堂というかお寺
みたいなものもあってお参りできます。


 おみやげ屋さんの一つ、ちょうちん屋さんです。
カラフルなちょうちんがとっても綺麗でしょ。
真ん中のブルーのアオザイの女の子が英語で
ガイドしてくれました。名前はファ…なんとか。
ベトナム語でハッピーの意味らしいのですが忘れました。
勝手にはハピネスちゃんと呼ばせてもらいます(笑)。
 ハピネスちゃんのアオザイ、紫の薔薇模様だった
ので、指をさして『ホアホォン』(ベトナム語で薔薇)
と言いました。そうしたらハピネスちゃん、
「きゃははははははっ!」
腹を抱えてしゃがみ込んで爆笑! ガイドさんに
ベトナム語で何か言ってました。きっと、

ハピネスちゃん「なに、この日本人?」
現地ガイドさん「しょーがないんだよ」

こんなような会話していたのでしょう(想像・笑)

 二階に上がっておみやげ屋さんの説明をハピネスちゃんがしてくれました。
「どこからきたの?」のようなことを聞かれて「ホーチミンから」と答えるました。
「ガイドも一緒に?」「うん」と言葉を続けると、ハピネスちゃんの営業スマイルの
爽やかな笑顔がちょっと濁りました。どんな色に濁ったかは、続きを読んで
色を想像して下さい(笑)。
「あなたたちのガイドはね……ゲイなのよ。きゃはははははっ!」
このようなことを言いました。
「えっ! Really?」
英会話習って2ヶ月の少ない頭を絞って返事を返しました。
「そうよ〜。きゃははははは!」
「ねえ、まむ。あのガイド、ゲイだって……」
「え? ゲイじゃなくてガイ(男)って言ったんじゃないの?」
「う……ん、聞き間違い? ねねにはゲイって聞こえた」
「私にはガイって聞こえたけど……」

ちょっと沈黙――

「でもさ、あのガイド、ホモっぽくない? 独身だし……」

「そうだよね、スタイルよくってイイケツしてるし……ホモかも(うふっ♪)」
「やっぱり思った? キュッとしまってイイケツしてるよねぇ〜」
「姿勢がよくってスタイルいいし。眼もパッチリしてるしベトナム人の中では結構いいほうだよね。
それに控えめなところがますます。う
……(自主規制・爆)」
「きゃははははは」
 二人して大笑い。もしかしたらガイって言ったのかもしれないけど、もはやすっかり
ガイドはホモってイメージが植え付いてしまって…… さあさあ! 旅が楽しくなるのはこれからです!(爆)



夕食
 ホイアンの町を探索したあと、直接レストランに行きました。ベトナム料理屋さんです。
お店は大きくて豪華で、とってもきれいでした。
お客は私たちのほかに、もう一つ10人くらいのツアーしかいませんでした。
客の比率からすると、どうも店員が多くて、あっちへフラフラ〜こっちへフラフラ〜、
暇そうな店員が金魚のようにふよふよ泳いでいました。食事がある程度終わったところで、
折り紙を折ってみました。折ったのはオーソドックスな鶴。暇な店員が「なになに〜」
みたいな感じで寄ってきます。「プレゼント」と言ってあげると、すっごく嬉しそうにして
他の暇な店員も集まってきてしまいました。
「私にも作って(ベトナム語)」と言われたので、折り鶴の量産。最終的には
5、6人集まって来ちゃって、折り方を教えてと言われたので、
そのままねねの折り紙教室(笑)。折り紙も欲しがってここでかなりの枚数の
折り紙が減ってしまいました。トルコもそうだったけど、海外で折り紙って
すごい威力。鶴だけでも珍しがられるので、かさばらずなかなかよいアイテム
なのではないかと思います。レストランを出るときにはお店の名刺をもらって、
「これはE.mail。また来てね〜」と店員さんみんなに手を振られました。

 その後、ホテルの部屋に戻って一休み。
真っ先に出てくる話題は
ガイドはホモか!(爆)
ねね「ね〜、やっぱりあのガイドホモかなァ〜」
まむ「ホモっぽいよねぇ。見て、ねね、部屋のドアの鍵、108号室。
   ひっくりかえすと801。や・○・い」
ねね「ぎゃーはははははははは!」

ベトナム最高ヽ(^o^)丿





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