【あらすじ】
　ヌール・ジャハーンがギュルハバルにより消されてしまったのに、後宮では誰もそのことを
口にする者はいません。女官や妾はもちろんのこと、スレイマン皇帝でさえ子を宿した側室が
突然姿を消したのに、彼女の名を口にする者はいなかったのです。
　そんな時、母后さまから呼び出しがかかり、ヒュッレムは妾から側室に召し上げるとの言葉を
もらいます。側室ともなれば月々の下賜金も増額となり、部屋も広い部屋に移ります。女官の
人数も増え、ヒュッレム付きの女官長もつきました。ヒュッレムはこの女官長にヌール・ジャハーンが
消えたのにどうして誰も何も言わないか聞きます。女官長は、わからないことはそのままに
するように。見ざる言わざる聞かざるが賢い生き方だといいました。
　自分の身は自分で守らなければいけないと再確認したヒュッレム。お茶にまた毒盛られたため、
金を出して白人宦官を雇い、毒を盛った人物を調べさせます。
毒を盛ったのはギュルハバルと同期の大部屋の妾であることを突き止め、
ヒュッレムは更に金を積んで、この妾を後宮から消したのです。消した方法は……、これは
姉プチまたはコミックスを読んだほうが面白いかな♪

【感想】
第一夫人のギュルハバルＶＳヒュッレムという形が出来上がりましたね。
よーく見ると、姉プチ13ページに載っているギュルハバルの来ている服の柄が薔薇だ！
まだ薔薇が気になる私は薔薇ムセスを忘れられない？(笑)
今号は篠原先生の仕事部屋紹介もあるので、ぜひご覧ください。