在るねね専属絵描き女と天河との出会い
それは今を去る事四年前。 山手線田町駅近辺の某オフィスビル内本屋で元気に営業さぼりを していたねね専属絵描女は、コミックスコーナーのとある表紙の前で立ち止まった。 「……ぱんつだ」 そう、それは今思えばカイルに「高い高い〜〜〜」をされて全国1000万人読者の眼前に 紀元前ヒッタイト製グンゼのぱんつを晒したユーリの姿。それも表紙のどまんなか。 別に女の紀元前ぱんつに興味を惹かれた訳でもない…と信じたいが。ふと手に取ってみた。 「……面白そうだが話がわからん」 13巻なんだから当たり前である。 なのに何故か呟いた瞬間に、それを抱えてレジに走るねね専属絵描女の 若き日の姿であった(爆) そして翌日。 家に帰って13巻を読み、どうやら面白そうだと思ったものの、 やっぱり話のわからないねね専属絵描女(面倒なんで以後「ね専」)は、 何故か上野に居た。(←注:福島在住)上野構内にある某本屋。 立ち読みどもの群れをかき分け、雑誌コーナーから取り出したるは 「週間少女コミック」…表紙の絵にちと恥かしいね専。 かけてあった輪ゴムをかなり堂々と外し(←よいこはしてはいけません)中を覗く。 「……オンナがいっぱいだが話がわからん」 今思えば、それは元老院によるカイル後宮女詰め放題事件のあたり。 読んだところでわかるわけないだろ状態のはずなのに、何故か今度は コミックス置き場に走るね専の姿。意味不明に7巻を手に掴むと、 何食わぬ顔をしてレジに並ぶのであった(←???)…。 家に帰って読むと、そこはウルスラによる「偽イシュタルはFカップ」事件。 もはやね専の脳みその中ではウルスラとラムセスが天河の主人公状態。 この時点でザナンザの顔も黒太子もズワの鼻輪も知らないのだから、 ある意味拍手喝采である(何で?) ええい!もはやきちんと読まねばオンナがすたる! このうえは一気に買い揃えて今までのムチャクチャな話を並び変えるべし! ……と決意した翌日のね専が買ってきたのは3巻と9巻であった(……)。 この後もムチャクチャな買い方をしたおかげで、1巻をきちんと買ったのは もはやいつのことだったかよく覚えていない。 なのに天河にはまったのは一体何故なのだろう。 何故おかしな順番でね専はコミックスを買ってしまったのか? 1.ね専がバカだから 2.ね専は数字が読めないから 3.ね専の守護霊様がそうしろと叫んだから 4.ね専が紀元前ぱんつのマニアだから まあ理由としてはこんなところであろう。 このようなアホをしてる割には、薔薇子に会うハメになるサイト「赤い河倶楽部」には すんなり到達したのであった。 ビバ!ぱんつ! |